2008年11月30日

目に見えないものをデザインする

目の前のたくさんの情報を 整理して並び替え、美しく整えて送り出すってことが、デザインの簡単な定義なんだろうけれど、実は見えないものがとても大事だってことに気づいていないと 本当に必要なデザインはできないんじゃないかって思う。
「なんとなくこっちの方が好き」なんて自分でも理由がはっきりわからないことってよくあるだろうし、「どう説明してよいのかわからないけど伝えたい気持ち」もある。
静かにわき上がる想いとか身体の素直な反応とか 普段の私たちの生活は案外そんなところで動いていたり、決断していることも多い。
コンビニでたくさんのペットボトルの前で1本のボトルを選ぶときも 商品のブランドや成分で選ぶことももちろんあるけれど 同じような商品が並ぶ中で手に取るものは以外に自分の感性で「良い」もの「おいしそうな」ものを選んでいるような気がするし。
アフォーダンスって言葉があるけれど 切り株が座ってくださ〜いと言ってるのを瞬時に感じ取って座っていたりするのも 見えない感性でそのメッセージをキャッチしているからだろうってことで。
目に見えるデザインの中には 実は見ないものをしっかりデザインする必要があって、それがちゃんとできているものが「良いデザイン」なんじゃないかなあというお話でした。
でも 感性だけでいきなり勝負はだめですね〜、デザインの世界では。ちゃんと基本的な造形のこと 美しいものを創る理論も知っていてこその感性だと思います。
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2008年10月14日

やっぱり素敵なブルーノ ノマーリ!

先日 愛知県刈谷市の美術館http://www.city.kariya.lg.jp/museum/で開催中の「ブルーノ ノマーリ 展あの手この手」に一緒に行った人もまだ行ってない人も(信じられな〜い!見逃しちゃうなんて) またかと思わず読んでくだされ。
かくいう私も展覧会を見るのははじめてだったのです。本やプロダクトデザイン(ジジだとか)では よく知っていて、なんて素敵!といつも感嘆の声をあげながら作品画像を見入っているだけだった日々。2ヶ月ほど前に展覧会が、それも名古屋からこんなに近い刈谷で開かれると知って、もうその時の感動といったら・・・・。
この夏に遠く東京板橋区立美術館に汗だくになりながら行ったのも 偶然とは思えない!なにしろ この展覧会は板橋区立美術館の学芸員松岡希代子さん方の企画によって実現したムナーリ生誕100年を記念するものなのです。10月13日は松岡さんの講演も聞けて、生前のムナーリとのやりとりのお話などからムナーリのお茶目な様子も伝わってきて、とてもそれはもう楽しい時間でした。(しかし迂闊にも前半少しうとうと居眠りをしてしまった あの部屋の暗さと松岡さんの心地よい声につい・・)
作品も初期の頃から亡くなる直前のものまでかなり充実していて、印刷物でしか知らなかった本やアイデアスケッチもあり、ムナーリのデザインに対する真摯な姿勢や、好奇心を持つことの大切さがぐいぐい伝わってきます。
しかも あの色使いのすばらしいセンスや空間への緊張感は、これからデザインを学ぼうとしている人に絶対感じてほしい!
前回のゼミでも半分くらいの時間を使って解説した上に またまたくどいようだけどまだ行ってない人 26日までですよ〜! 
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2008年09月09日

六本木ミッドランドのシンプルデザインなピクト

8月中旬 東京へコミュニケーションデザインのリサーチと遊びを兼ねて行ってきました。
六本木のミッドランドも実は初めて!タワー内のdesgn HUBで開かれていたデザインリーグやガーデン内のギャラリー21_21(http://www.2121designsight.jp)で浅葉克巳(トンパ文字の研究をしているアートディレクター)ディレクションの展覧会「祈りの痕跡」を見た後、建物内に戻る際見つけたゴミ箱がコレ↓
moeru.jpg
moenai.jpg
燃える 燃えないの文字だけのゴミ箱。
ゴミ箱はピクト表示が結構進んでいて 大抵よく見かけるものには燃えるゴミには紙くずや紙容器などのピクト、燃えないゴミにはプラ容器やその他のピクトが(地方や業態によって多少の差はあるけれど)文字と並んで描かれているものが多い中で、ここに
あるゴミ箱は「文字のみ」でした。
何か意図があるのだろうか?としばしゴミ箱の前で考える私を そばで立ってタバコを吸っていた男性が不審な目で・・・・。
中をのぞくと 燃える 燃えない 両方のゴミ箱には紙ありプラあり缶ありと分別されているようには見えなかった。

次に建物の中に入って お手洗いの前で見かけたピクト↓
pict-midland.jpg
さすがにシンプルで美しい!
線よりも黒い面が強調されていて 遠くからでもわかりやすくデザイン性も高く 建物のインテリアやイメージとよく合っていました。
他にも建物内外のサイン計画はかなり考えられていて、インフォグラフィックスの良い例をたくさん見かけましたが、ガーデンのゴミ箱だけは 今も?です。
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2008年09月07日

Wcanに参加してきました

昨日9月6日(土) 名古屋在住のWeb関係者を中心にした勉強会「Wcan 2008 AUTUMN」に行ってきました。
http://www.wcan.jp/members/index.php?ID=53
東京からのゲスト ビジネス・アーキテクツの森田さん 井原さんのセッションは、実際のコンテンツ事例をあげて楽しく興味深いもので、各90分のセミナーでしたが、あっという間に感じるほど熱心に聞き入ってしまいました。
二つのセッションの合間にある ライトニングトークも面白く、企業の宣伝あり、目新しい技術のお話ありで 実に内容の濃い土曜の午後!
19時からは 噂に聞いていた懇親会!
「世界の山ちゃん」で久々に手羽先を食しつつ、Webを熱く語る人たちで大盛り上がり。
将来Webに進みたいかも?実は興味があって・・・ってみんな、次の機会にぜひ一緒に参加しましょう!
とっても刺激的なこと間違いなしですよ。
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2008年09月06日

階段に 参った!

8月28日 曇り時々豪雨時々晴れ
相変わらず変化の激しい2008年夏の終わり。
知的障害者を代表としてすべての人にわかりやすい案内表示を考える研究の一環で 交通機関における移動の実態を調べるため、名古屋市営地下鉄桜通線の利用調査をしました。
全17駅ある中 今回は、他線との乗換のある駅8駅に絞り実施予定だったのですが、出入り口の多い名古屋駅 久屋大通駅の出入り口に関しては次回に回し、残りの駅の出入り口から構内 改札そしてホームから電車に乗り込むところまで どんな案内表示がされているのか 実際の状態は?と写真とメモで調べて回ったわけです。
これまでの調査では 知的障害者の方たちは地下鉄利用の際は主に階段を利用するとの結果があったので、階段に近い乗降口からのルートを追っていきました。
students.jpg続きを読む
posted by po at 11:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記