2017年02月11日

ものがたりを創りたい!

今日は、豊橋へ「デジタルで創ろう!」キッズワークショップとシンポジウムに参加して来ました。


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デジタル化が進む中、子どもたちを取り巻く環境も確実にデジタル化しています。
デジタルネイティブと言われる世代と私たちアナログの世代では、
「デジタル」というものへの感性が全く違うなあということは、
日頃とても感じています。
私は根本は超アナログ人間!
でもデジタルの面白さ、可能性に魅せられ、
AppleのMacに出会った25年位前から、コンピュータを使ったデザインやイラストレーション、
アニメーションやCG、Webデザインと、
デジタルクリエイションにどっぷりと浸かって来ました。
デジタルを使うためには、実はアナログがとても大切。
3DCGでキャラクターをモデリングする時も
アナログで人間を描けることって大事なんですよね。
体の構造や皮膚感や光と影など、
実際の物をよーく観察し、描写できる力があると
CGでの表現もうまくいきます。

今日お話くださったプログラミング教育の第一人者である、
阿部和広先生もそんなお話をされていました。

「リアルとバーチャルの両方を体験することで、
より深い学びができる」

その上で、デジタルは、例えばプログラム次第でできることが無限で、
反応が早く、時間や空間の制約を受けないという利点があると。

こどもはゲームや音楽やアニメーションが大好きですが、
この興味からこどもの創造性を育てるには、
デジタルを使ったものつくりは、
こどもにとって夢中になる要素がいっぱいあります。
私も映画や演劇ワークショップを開いたり、ひらめく学校をしながら、
アナログとデジタルの両方を使ったものつくりをしていますが、
今日のシンポジウムのお話を聞いていて、ちょっと自信が持てました。

そして、2番目のお話は「ピッケ」の生みの親である朝倉民枝さん。
こどもたちのデジタル絵本つくりを通して、こどもたちの「想像」と「創造」を伸ばすワークショップを
各地で開催されていいます。

このお話の中で最も印象的だったのは、やはり「ものがたり」の力。
朝倉さんは、「こどもたちに、言葉と物語の深い喜びを味わって欲しい」とおっしゃっていました。

現在、ストーリーテリングを取り入れた広告制作が注目されていますが、
やはりものがたりというのは、人に感動と共感をもたらし、いつまでも記憶に残り、
想像力と創造力を刺激する最たるものだと思うのです。

私は、地域のデザインとしての映画制作や子どものスクールやワークショップなどを行っていますが、
時々「何屋さんかわからない」と言われることがあります。
でも私の中ではその根底にあるもの、その目指すものはただ1つ!
ものがたりの力でヒトのココロを動かしたい!ということなのです。
ココロが動けば、人は動き、町は動きます。
映画のシナリオにマチの持っている魅力的なところや未来への可能性を書き、
それがイコール、マチの今後の活性化のものがたりになることを考えてきました。
岩村では、女城主のマチだからこそ「女性がつくるまちづくり」を勧め、
自ら女城主のリアルキャラとなりながら活動する一方で、
岩村には女性のおもてなし隊が2つも生まれました。
長久手では、3年越しで映画の中で産んだ「ふるさとフード」が「血の池タルト」となって、
形になろうとしています。


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高浜、西尾でもそれぞれ映画のシナリオが現実に人を動かすものがたりとなって、
市民の皆さんが活躍されています。

今日、改めて私は「ものがたり」職人になろう!と決心しました。
いろんな地域でいろんな人のものがたりをつくるお手伝いをしていこう!
大人も子どもも一緒にものがたり創りを通して、
想像と創造をたくさん楽しんでもらい、
ココロを動かしてもらおう!

目をつむると、老若男女いろんな方たちが、
イキイキと目を輝かせて夢中になってそれぞれのお仕事や活動をされている様子が浮かびます。
そんな様子を嬉しそうに見つめているのが私。

夢では決してなく、現実のものがたりとして、
今日も私は原稿にペンを走らせるのです!

posted by po at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記