2014年12月20日

「出会いに感謝」という言葉では言い表せない

今年は長久手と西尾で市民映画を撮った。
長久手は「未来(100年後)へのとびら」。
西尾は「オシニ」。
しかも夏の2ヶ月に二つのロケが重なった。
そして、西尾はただいま編集の真っ只中。

1年に2本の映画を撮るということは、
やってみるまではここまで大変だと正直わかっていなかったと思う。
実際にスケジュールの調整の大変さ、休みが全くない日々の体力の問題、
撮影までの仕込みが二つ重なるととんでもなく頭も混乱する。
大学が夏休みに入るまでは、日常的な講師としての週15コマの授業もこなしながらの毎日で、
授業の間は、身動きが取れないのもきつかった。

でも、多くの人たちに助けられ、皆さんの力で乗り切れたのだと心から思う。
その中でも、映画を創るとは本当に多くの人との出会いがある。
西尾の撮影が決まり、シナリオを精査していた2014年3月、
私が活動している岩村城直姫隊が岐阜城に出陣した際に、
ある人に釘付けになった。
体格の良い和装の男性だった。
聞くと清洲城の名物城代として柴田勝家を務める加藤正さんという方だった。
なぜ私が加藤さんに釘付けになったか?
それはオシニに登場する閻魔様にピッタリの風貌だったからだ。
キャストは市民オーディションをする予定だったが、
閻魔様はこの人しかいない!と心の中で私の潜在意識が叫んでいた。
後日清洲城へ正式にお願いに行くと、またもや驚き。
なんと衣装も作って頂けるという。
加藤さんは衣装制作のプロでもあったのだ。
そしてまたなんと、昔スーツアクターをしていらっしゃったとのことで、
結局、長久手では殺陣の指導、戦のシーンのアクション監督をして頂き、
西尾では怪人も演じて頂き、さらに衣装制作もお願いし、
アクション監督まで務めてくださった。
今思えば、加藤さんと岐阜で出会っていなかったら、
果たしてどうなっていたのかと,
全くこの出会いには不思議なご縁を感じる。

そもそも 岐阜城に行ったのは岩村の女城主をリアルキャラ化した
「岩村城直姫隊」の活動をしていたから。
そしてこれは、岩村で町おこしドラマ「みつけもの」を創ったことから始まる。
女城主「お直の方」が結んでくださったご縁は本当にありがたい。

もうひとつ、ありがたいご縁は、
名古屋おもてなし武将隊初代信長の憲俊さん。
去年の西尾でのワークショップで講師をお願いして以来、
今年の長久手、西尾の映画に出演してくださった。
西尾では撮影時にサブキャストのこどもたちの遊び相手になってもらったり、
エキストラの方たちを楽しませたりと
役者以外の所でも本当に助けてくださった。
また役者として私の演出へのアドバイスやお手伝いもしてくださり、
いい映画を創ろう!という熱い想いには心から感謝の想いでいっぱいだ。
そして!この憲俊さんと出会うきっかけも、実は岩村の「みつけもの」なのだ。
「みつけもの」に出演してくださった長谷川千種さん(当時は谷千種さん)という役者さんが、
役者仲間である憲俊さんと一緒に出る芝居を観に行った時に、
ご挨拶をしたのが始まり。

このご縁も女城主の引き合わせと思えて仕方がない。
しかも憲俊さんは女城主の甥「信長」を演じていた方。
不思議なのでございます。

袖擦り合うも多少の縁と昔から言うが、
生きている中で少しでもご縁がある方は、
これからも大事にしていきたい。
そして私もご縁がある方の役に立つ人間でありたい。

つくづくそう思う年の瀬なのだ。

posted by po at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記